工房オリジナル合わせガラス表札『シドウ』クリアオレンジ ビス付けタイプ hyo037

33,000円(税込36,300円)

  • 彫刻部分の着色
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焼成ガラス作製の様子

 工房釜で800度以上で焼上げます。
釜を開けてみるとガラスが真っ赤になって溶けています。
歪みが出来る温度帯で温度キープした後、一気に800度以上まで加熱します。
ここで一気に加熱しないと、失透(ガラスがくすんでしまう)になります。
800度以上でキープした後は、半日かけてゆっくりと冷ましていきます。
温度管理は機械がしてくれますが、温度設定は、非常に難しく、知識と経験が必要になります。
この素材を作るにも何度かテストを行い、温度設定を決定しました。



★着色方法★
ガラスの粒子で着色する特殊着色

半永久的に色落ちしないエナメル着色

エナメル着色の特徴

彫刻部の塗装で、耐久性の高い代表的な方法としてウレタン塗装があります。
これは、車の塗装でも使用されている方法で、ご存知の通り非常に丈夫な塗装です。しかし車の塗装で考えると、いくら定期的にワックスをかけていても、年月が経つと色褪せてくるものです。またちょっとしたことで、傷が入って塗装が剥げるということもあります。

ガラスは塗料が非常にのりにくい素材です。
ウレタン塗装を行う場合でも、接着性を高めるために特殊な溶剤を下塗りして行う必要があります。

エナメル着色。。一般的には聞きなれない名前だと思います。
ガラス工芸ではエナメル絵付けと言われています。
この表札で使用するエナメル着色は、ガラスでしか使用できない着色方法になります。ガラス工芸では古来より伝統的に行われている方法で、色のついたガラスの粉を溶き油で溶かし、彫刻面に吹き付けています。
その後、釜で最高600度程で一晩焼き上げ、ガラスに溶かし込んで溶着しています。塗装というよりは、ガラスそのものの材質になります。少々のことでは傷が付かない硬い仕上がりとなります。またガラスそのものですので、色落ちなどがありません。
半永久的に色落ちしない一生ものの表札になります。
この着色は自信をもってお勧めします。

色種は8色ご用意しました。
素材同系色の着色はご注文選択肢より省いています。

着色は8色から選べます。


1.ホワイト  2.ダークオレンジ  3.ルージュ  4.ダークブルー
5..エンパイアグリーン  6.リーフグリーン  7.ダークブラウン  8.ブラック

色合いはご覧のモニター設定により実際と異なって見える場合があります。


このように作製しています。
合わせガラス表札 作製の様子


ガラスカッターで表札のサイズに切り取ります。

この表札は2種類のガラスを合わせて溶かし、
1枚の素材に仕上げます。

ガラス用の釜に入れて焼き上げます。

夕方過ぎに入れて明日の昼前には仕上ります。

ドキドキしながら釜を開けると
綺麗に仕上っています。

横から見ると、
表面のクリアガラスと裏面の色ガラスが分ります。
素材への彫刻は通常の彫刻と同じ技法で施工します。
彫刻の様子

色付けの準備です。
ガラスの粉を専用の油で溶きます。よく練りこみ、
粉を細かく砕きます。
ジャリジャリ音がします。
この作業が後々の仕上がりに影響しますので、
丹念に時間をかけて行います。

筆での下塗りを行います。

エアブラシで上塗り。何度も重ね塗りします。
十分に乾燥させます。

再度、釜で一晩焼き上げ完成です!

試しにカッターで擦ってみましたがビクともしません。
(実際には試さないで下さいね)


[商品説明]
表札素材作りから工房で一貫作製。
ステンドガラスなどで老舗のブルズアイ社ガラスを使用。
ビス付けタイプの表札です。
表面をクリアガラス、
裏面は発色の高いオレンジのガラスを溶かしています。
着色は他にはない、ガラスを溶かし込む色付けを行っています。
落ちない着色です。
『おいしそうな表札』そのようなイメージの表札。
また、点在する気泡は無機質なガラスのイメージ変え、
あたたかく表現されます。


[サイズ]
約150x150mm ガラス厚み9mm

[取付け方法]
ビス付けタイプ

[彫刻面仕上げ]
表彫り(釉薬着色1色)

[完成予定]
デザイン決定及びご入金確認から約14営業日

[仕様]
工房オリジナル

[備考]
ご覧のモニター設定の違いにより、色の見え方が実際の商品と異なることがございます。
デザインの打合せはご注文後に行います。


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